よく雑誌やなんかで「一生モノ」と呼んでいるモノの紹介がされている。
それらは一生にわたって大切に使える完成度や質感を伴っていて、今では入手困難になっているものだったりします。
自分の持っているモノや使っているモノの中にも使い古したベストだったり傷だらけになったリールがあって、それらは自分にとって大切な道具であり共に渓を歩いて来た相棒でもあり、一生モノと呼んでも良いようなモノになりつつあります。
逆に、買ったは良いけどあまり使う機会がなくて単なるコレクションになってしまっているものもある。
仮に自分の健康年齢が75歳だとすると、あちこち遊び歩いていられる年数はそんなに多く残っていない。
そういう事からすると、使うあてのない道具はそれを欲している人に譲ってしまって他に必要なものに置き換えた方がいいように思い始めた。
故人の遺品たるモノは持っていないのですが、友人から譲ってもらった逸品を手放すのは少々気が引けるんだけれど、これから先に使う予定があるわけでもないのであればそれを欲している人に譲ろうかと思っています。
おしまい。